APARTMENT STORE RETRO FURNITURE & CAFE & RENOVATION WORK

2018.01.04

 

先日のブログで綴った「清流荘プロジェクト」。

 

このプロジェクトをリアルに進行させるために、今までの14年間楽しんだ「昭和レトロの家具雑貨店 アパートメントストア」と「喫茶ロビー」は、これで1度、終止符を打つことに!!!

 

ということで、今、店舗にある家具雑貨を売りつくしSALEをいたします!!

 

 

【SALE開始日】

 2018/1/6(土) 〜 2018/3月末(仮) *在庫状況で変更場合があります

*平日(水曜.木曜.金曜)のお休みの日でも、前もってメール頂ければ「家具」をご覧頂けます!

 

 

【対象商品】

 店頭在庫品のレトロ家具雑貨 (*取寄せ.新規製作品は対象外になります)

 

*オンラインショップも対象になります。

通常通りの金額で購入手続きして頂き、セール減額分の返金を後日させて頂きます。

 

 

【喫茶ロビーの営業について】

 喫茶ロビーも3月末で閉店いたします。

 閉店までの期間は、少しメニューは変更されますが、「ランチ&喫茶」ともに営業しています!

 ワンプレートランチになりますが、最後にぜひ遊びに来てください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

25歳で始めたアパートメントストア。

先日14周年を迎えたが、なんだかあっという間に感じる。

 

オープン当時、「昭和レトロ」の家具雑貨を扱いはじめた頃には、もうこの商売の先は見えていた。

最初から、死ぬまで続けられる商売ではないと思っていた。

理由は、古いモノは「生産性」がないから。

ゴミとして廃棄される年代の物だっただけに、当然、物の減り方も半端が無かった。

 

だからといって、その先の仕事を考えていた訳ではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、その後生まれた「空間デザイン」の仕事。

この仕事も、最初から想定したことではない。

 

 

その当時、憧れていたお店「大阪のglaf」。

「カフェ.家具.雑貨.ギャラリー.空間デザイン.家具工房 」大阪中之島の川沿いビル1棟をリノベーションした複合の店舗&オフィス&工房。

当時、glafはたくさん空間デザインの仕事をしていた。

新しいリノベーション物件の写真を雑誌で見る度に「いいな〜いいな〜」と思っていた。

頭陀寺アパートメントストアのビルの側面に書いてある「APARTMENT BLDG」のサイン。(bldg=ビルヂング)

これは当時のglafのビルに書いてあった「glaf bld」に憧れた名残である。

 

「憧れは目標になり、羨ましさは原動力になる」と僕は思う。

 

 

 

 

 

 

お店をやっている中で、いくつものチャンスが突然来る。

そんなとき、自分はこんな対応をすることにしていた。

 

まずは、自分の力量を嘘なく伝える。

(その言葉の中には、営業としてはマイナスな言葉もある。)

次に、大切なのは、ちょっとだけ背伸びするということ。

「やったことはないが、ぜひやってみたい!全力でやります!」と。

 

それも理解をしてもらった上で、デザインが気に入って依頼してくれた当時のクライアントさんには、本当に感謝しかない。

 

 

 

見栄をはった営業の仕方は、必ず自分に返って来る。

 

この話をするときにいつも思うこと。

「子供の頃の孫悟空は、決してフリーザには勝てない。

        まずはピッコロ。そしてベジータ。そしてフリーザ。」

 

 

いつかは行きたい「憧れるステージ」。

でも、しっかり自分を理解し、見栄を張らない。

小さな1歩でも、ちゃんとゴールを見据えていれば、必ずそのゴールへ近づくことができる。と僕は思う。

 

 

 

 

 

それでも、残る仕事もあれば、消えていく仕事もある。

 

 

自分のお店のショップカードやHPを作る為に、オープン当時に、独学で勉強したイラストレーターやフォトショップ。

その副産物として、グラフィックデザインの仕事もできるように。

色々とやらせてもらえたりしていたのだが、8年くらいでゆっくりとフェードアウト。笑

 

あと、自分で製作塗装するオーダー家具の仕事も、一時期よく受けていたが、工房の規模と自分の求める技術レベルのバランスが悪く、こちらも3〜4年くらいでゆっくりフェードアウトしている。

 

 

 

 

 

 

でも、すべて無駄ではない。

仕事として続けていくことは難しかったとしても、その期間で、最初に比べたときより確実にレベルは上がっている。

実際に、店舗デザインの仕事の中で、古材の家具を製作したり、ショップカードを作ったり、看板のデザインをしたり。

1つの仕事だけでは、難しいかも知れないが、複数の技術のおかげで、仕事に厚みが生まれたと思っている。

 

 

 

 

 

 

まだ、技術が未熟だった頃。

それが、まさか仕事になるなんて思っていなかった。

 

 

最初は、自分がやりたいことを形にするためにチャレンジし始めた。

だから、未熟な技術で当たり前。

できないことはできないし、できる範囲でベストを出せば満足出来る。

 

 

クライアントは自分。

時間をかけて、自分のペースで、自分というクライアントに対して仕事をしていく。

自分が求める形や表現をしっかり見据え、そのときのベストで妥協無く向き合う。

自分の欲しい物を自分の為に作る。

失敗しても問題ない。

貪欲になって、その表現を追求する。

そのときの吸収力は、半端無いものだと思う。

 

そしていつか、それを理解してくれる人が、自分以外のクライアントになる可能性があるかもしれない。

 

 

 

ちょっと話が変わるが、

人やプロに頼のめば、お金がかかり、支出が生まれる。

技術的には未熟でも、人に頼まず自分でやれば、支出になるはずだったお金が、支出にならない。

自分は、それは「収入」だと考えている。

収入ということは「稼いだ」ということだ。

 

そういう考え方をすれば「自分でやる」ということは、大きな意味があると思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

14年の間、コロコロとお店の内装やHPデザインや、カードデザインが変わったアパートメントストア。

 

そのときそのときで、常に自分のベストを出しているつもりだが、1年2年すると、飽きてくる。

あのデザインがかっこいい!羨ましい!真似してみたい!と思うこともたくさんあった。

 

「飽き性」「すぐ他人を羨ましくなる人」は、世間ではマイナスなイメージになるかもしれない。

 

 

だけど、自分は、必ず「反対な見方」も存在すると思っている。

 

「飽きる」それは、今までのキャパシティのMAXが上がった瞬間だと自分は思っている。

そして、人を羨んで「あんな風になりたい!」と思っているということは、まだまだ自分に「伸びしろ」があるということ。だとも思っている。

 

 

 

 

「自分に向き合い、分析し、どの方向から見るか?」 で、コンプレックスも個性に変わる。

 

 

 

この話を聞いて、僕のことを、生まれつきの「ボジティブシンキングな人」と思うかもしれないが、実際は逆。

ネガティブだからこそ、理論的に考え、自分を常に説得させている感じに近い。

 

 

自分のことを、ポジティブに正当化するにあたって、やはり必要なことは「自分に嘘をつかないこと」。

世間的にはマイナスな性格を、裏側から見るには、自分の本質のままでないと裏側は見れない。

装った自分でいる人は、その裏側をみても、自分の裏側を見たことにはならないからだ。

そういう人は、まず「なぜ自分は装うのか?」ということを、自分に対して掘り下げないといけない。

その先に、「装うこと」がプラスに生きる生き方が見つけられるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

最後に、

 

先日のブログにも書いたが、インテリアも沢山のジャンルが増え、「レトロ」や「リノベーション」も、よく聞く言語になった。

 

12年くらい前は「リノベーション」という言葉は通じず、「要はリフォームです」って感じで説明することが多かった。

今も「リノベーション」本来の言葉の使い方ではなく、「オシャレなリフォーム」すべてリノベーションとして表記されてる感じ。

まあ、それも「定着したもの勝ち」といった感じでOKだと思う。

 

これだけ「レトロ」や「リノベーション」が認知されたコトは本当に嬉しい。

でも、天の邪鬼な自分は、少し拒否反応が出始めている。

去年までは、良く買っていたインテリア雑誌は、プロジェクト発案後は、ほとんど買っていない。

パラパラとめくるだけで、そっと棚に戻す。

 

その代わりに今日買った雑誌は「自遊人」という宿雑誌。

 

家具インテリア < 宿.観光

 

心の中の「興味の円グラフ」の割合が、確実に変化しはじめている。

 

また、14年前の25歳のときのように、ワクワクする日々が待っているに違いない!!

楽しみだ!!!

 

 

 

 

次回「重大発表 その2」

お楽しみに!!